余白を生かして見やすさを重視した、米ヤフーの新しいWebデザイン
Yahoo!
個人的にとても思い入れがあるヤフーのサイト。米国のYahoo.comがWebデザインのリニューアルを行いました。今回はそんな米国ヤフーのWebデザインをレビュー。
Webデザイン3つの良いとこ : 3 Good Point!
- 余白を活かしたニュースサイト
- 「ごちゃごちゃ感」のあるニュースサイトを、余白を利用して見やすく
- ニュースに特化し、最新のニュースは勝手に更新
私はWebデザインのココを見た!
アメリカのYahoo.comがWebデザインを一新しました。その見やすさの秘密は「余白」を重視したWebデザイン。
この米ヤフーの新しいWebデザインを観ると、ニュースに特化したサイトに生まれ変わった印象を受けます。
海外ITメディアも、「ヤフー利用者がヤフーに期待するのはニュースだ」として、yahoo.comの最新ニュースの重要性を説いた上で、「今回のWebデザインは天気から最新ニュースまで、ヤフーに訪問すれば即時にわかることが出来る」という点で評価しています。
余白を活かしたニュースサイト
私はそんな新しい米ヤフーのWebデザインの中で、特に注目したのが「余白」の使い方です。この余白の使い方はニュースサイトとしては、大きい使い方だなと思わずにはいられませんでした。その余白のためにニュースがとても見やすくなっています。
こちらはヘッダーの余白。検索窓の右部分にアカウント情報部分まで大きな余白が設けられています。
こちらは広告の周り。広告は他のコンテンツよりも幅を小さくとっていて、逆に目立ちます。一般的には、サイドバーは幅を統一するのが定石とされていると思っていたのですが、逆に小さくすることで余白が生まれ見やすさが与えられています。
また、メインコンテンツとサイドバーの間の余白と、サイドバーの上下余白は、余白幅が異なっています。この効果はサイドバーとメインコンテンツは別物だよという意味と、やはりヤフーはニュースが主役という意味合いも込めているのかもしれません。
他にもニュースサイトとして、自動リロードされるニュース機能や、自分の好みのニュースに特化したサイトにすることが出来るというカスタマイズ性を持っており、本当に”ニュース”に特化したWebサイトといえるでしょう。
いずれにしても、この余白のおかげでニュースサイトを見ていて疲れるということが減ったことと思います。今回の米ヤフーのWebデザインは、沢山の情報を扱うサイトにとっては面白いWebデザイン参考例になったことでしょう。勉強になりました。
今日参考にさせて頂いたサイト
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