舞い散る桜、動く雲、「八重の桜」の公式サイトのWebデザインがとても素晴らしかった。
NHK大河ドラマ「八重の桜」
Webデザイン3つの良いとこ : 3 Good Point!
- 桜を散らして桜を見せて。イメージを演出
- トップページのスライドショーがすごい
- 各所で光るデザイン
私はWebデザインのココを見た!
2013年のNHK大河ドラマ、八重の桜の公式ホームページのWebデザインをレビュー。
舞い散る桜や、LightBoxなどの綺麗なjQuery、雑誌記事のように構成されたインタビュー記事、配色など、様々な技巧が凝らされているWebサイトです。
舞い散る桜、左右から彩る桜
八重の桜、「桜」がキーワードになっている物語を、Webデザインで素晴らしく表現しています。
ページ左右からは桜が彩り、ページ上部からは桜が舞い降りてきます。
これはjQueryプラグインである「Snowfall Plugin」を利用すればjQueryで簡単に桜を降らせる効果をつけられるもの。
「雪を降らせるjQuery」と認識していましたが、桜が舞い散る表現は良いですねー!
雲の流れは変わらず背景と上要素だけ変化するスライドショー
サイトを観ていると自然すぎてなかなか気づかなかったのですが(自然とさせるためにこういったWebデザインにしているのですが)、背景を流れる雲は動き続ける中で、背景と上要素のみが変化するスライドショーを実装しています。
上図は紫背景と各コンテンツのスライドに変化したものです。
すごいですね!幾重にもレイヤーが重なったイメージをするとわかりやすい。
こんなに自然と魅せるWebデザインはなかなか珍しい。
jQueryで多彩な演出
上図は登場人物をクリックした際のポップアップ表示。ライトボックス系なjQueryを利用しています。
lightboxはlightboxでも、この表示のさせ方は頂きました!
左に写真を、右に説明文を淡い帯パターンを背景に表示させるこの構成。閉じるボタンも自然となっています。
これなら登場人物をわかりやすく、楽しく表示させることができますね。
上図は、ヘッドメニューに表示されている、「什の掟」をクリックすると表示されるものです。上からスライドして表示され、薄い透明色となっているので、不自然な感じはうけません。
そこに左右の桜がまた映えること映えること。ほんとキレイだなー。
雑誌のようなインタビュー記事のWebデザイン
スペシャルコンテンツとして、キャストのみなさんのインタビューを見ることが出来ます。
そのインタビューのデザインが、また一風変わっていますね。しっかりと各所各所で区切り、そして画像もうまく利用することで、読み疲れを防いでいます。
このデザインは「紙」な雑誌のようなレイアウトですよね。
上図は俳優の西島秀俊さんの画像をposition:absolute;を設定することで、枠からはみ出すずらしをわざとデザインしています。
こういったことにはどんどん挑戦していきたい。
私自身、八重の桜かなりスキです!人の「頑張る想い」を初回から何度も描いている点が特に私を惹き寄せます。
そんな中でWebサイトを観て、更にワクワク感が増して来ました。こういったファンを裏切らない秀逸なWebデザインを作るには大変な苦労があると思いますが、私もこんなWebサイトを制作出来るよう頑張って行きたいと思いました!
今日参考にさせて頂いたサイト
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