アートをWebデザインで表現する
National Academy Museum
Webデザイン3つの良いとこ : 3 Good Point!
- 重ねて重ねて奥行きを
- 幅を途中までに抑えてアートに仕上げる
- 赤をキーカラーとしたシンプルなモダン配色
私はWebデザインのココを見た!
アメリカはニューヨークにある美術館、National Academy MuseumのWebサイトのデザインをレビュー。美術学校としての顔も持ち、アートとしての特性がWebデザインに多彩に現れています。
重ねて重ねて奥行きを表現
Webデザインの特徴はなんといってもその現代アート性。多くの箇所で”通常とは違う”デザインを施すことで、目を惹くWebデザインになっています。
その一つが、重なりを意識したデザイン。トップページでは多くのコンテンツをわざと重ねることで、それぞれのコンテンツを目立たせながらも関連性を維持させる演出をしています。
上図の2つキャプチャのように、重なりが各所に見られますよね。
でもこの重なりって、単純に重ねるだけでは「ただゴタゴタしている」という印象に過ぎなくなってしまいますよね。そこを、”統一性のある”重なりとバラつきを考慮した上でデザインされているから、このようにアートとして面白みを感じさせるWebデザインに仕上がっているのでしょう。
幅を抑えることで写真を目立たせる
ヘッダーであるグローバルメニューと、メインコンテンツのwidthを100%まで広げない点からもアート性を感じます。この演出をかけることで、まず通常であればユーザーとして慣れきってしまった、スクリーンショットに目を留めさせる効果がありますよね。
また、トップページ以外のページでは可読性を高めるために重なりやバラつきを抑えています。が、こうすると同じサイトという認識が薄れてしまう問題が発生しますよね。そこにこのスクリーンショットの効果をかけることで、ファーストビューでは「同じサイトだ」という認識を保つことが可能となっています。
赤をキーカラーとしたシンプルなモダン配色
更に、赤のシンプルなモダン風配色も素敵です。グレーとうまく重なりあって、目が全然疲れませんし、観ていて落ち着く。ここにトップページのパララックスが重なるのも絶妙です。
今日参考にさせて頂いたサイト
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